ただいま千照館
ひとつの大きな物語が終わった
僕たちはまた変わらず
丹足と八ヶ条に向かう
これまでと変わったこと?
それぞれの中に
何かが芽生えて
それを信じて強くなるのだと思う
ダチョくま誕生秘話
「丹足の体験会いろんな人が参加してくれるといいなぁ。参尽なんかイラスト描いてよ。
親しみやすく動物とかで・・・足の強い動物、あ!ダチョウとか良いやん!ダチョウが熊踏んでるとか面白いやん。」
と、ある日に三宅師範が私に言ったのが全ての始まりでした。
こちらが最初に描いた”ダチョリーヌとくまん”です。
今よりもかなりリアルでしょう?
「丹足は踏むんじゃない!」と何度も書き直した苦い思い出のイラストです。
この時はまさか後に四コマ漫画のキャラになるなんて思っていませんでした。
そこから千照館を一般社団法人へ登記申請することになり、
協会キャラクターがある方が良いじゃないかと
”ダチョリーヌとくまん”を主役に4コマをスタートさせることに相成りました。
実は私、子供の頃に漫画家を夢見たこともありまして、四コマ漫画も描いていました、
…がしかし
ただただ書きなぐるだけなので、4つのコマで起承転結を考えて構成することなんて初めて。
そこで三宅先生が監修兼編集長として、厳しくチェックを下さることとなったのです。
ダチョリーヌとくまんの名づけは、
「くまもん(熊本県のゆるキャラ)をパクっちゃおう!」と三宅先生のアイデアで一字抜いて"くまん"に決定。
ダチョウはバサバサのまつ毛に長い羽、まさにドラァグクイーン…
ご活躍のナジャ・グランディーバ、ミッツ・マングローブと来たら"ダチョリーヌ"!!と降って湧いてきました。
名前が付くと愛着が湧くもの、書きながらそれぞれの性格が出来上がっていきました。
ワサワサの白い眉毛にお髭、もちゃっとした体型ときたらおじいちゃん口調で。
食べることが大好き、物事を気楽に考える年齢不詳の「くまん」。
長いまつ毛に大きな目、大きな身体で落ち着きなくせわしく動く、乙女の心を持つ超怖がり屋。
オネエ口調で性別不詳の「ダチョリーヌ」。
「丹足を絡めてオチをつける四コマ」というこの難しい課題を週に一回アップするなんて、
これは「無理やろ…」と正直思いながら「出来ません」という選択肢はないので(笑)
ここから毎回締切に追われる日々が始まりました。
更に後には、「求道」をテーマにストーリー性のある展開に発展させていくという
方向転換をするわけですが、
その苦悩の日々のお話はまた別の機会で。
池田参尽
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